北海道仏青の発足式祝賀会を盛大に開催
不滅の法燈奉安・北海道管内法要を天祐寺(函館市)で厳修
<報 告>

平成18(2006)年
9月5日:発足式祝賀会=函館国際ホテル
9月6日:不滅の法燈奉安法要=天祐寺、街頭托鉢=JR函館駅前


■北海道天台仏教青年会の発足式祝賀会

去る平成18年9月5日に北海道天台仏教青年会(藤原智弘会長)の発足式並びに祝賀会が函館国際ホテルを会場に盛大に開かれた。北海道管内から山口道雄宗務支所長、岡秀法天台宗宗議会議員をはじめ同管内寺院住職や同管内寺庭婦人などの来賓、また天台仏教青年連盟からは酒井圓弘代表をはじめとする各教区仏青35名が出席した。
まずはじめに北海道仏青初代会長の藤原会長が導師のもと法楽を執り行い、北海道仏青を代表して藤原会長が「今ここに北海道天台仏青がスタートすることとなりました。北海道管内宗務支所長をはじめとする管内諸大徳のご指導をいただきながら発足準備を進めて参りました。3年前には管内寺庭婦人会が発会し、先般は岡秀法宗議会議員が就任されるなど大いに刺激となったとともに、天台仏教青年連盟の不滅の法燈全国行脚の一事業として、明日、天祐寺様にて不滅の法燈奉安慶讃法要を奉修する運びとなりました。北海道の天台寺院は10か寺あまりで所属会員も7名ですが、天台宗の教えを基調とし、宗祖伝教大師の御心を体しながら青年僧として仏法興隆・世界平和のために精進する所存です。」と挨拶。
次に山口道雄宗務支所長が「天台宗は1200年の歴史ですが、北海道の天台宗は様似の等ジュ院に始まる約200年の歩みです。200年の北海道天台の歩みと天台宗開宗1200年の重みをかみしめ、今般、7名の青年僧が手を握り、心を一つにして北海道天台仏青が結成されました。私たちには仏法僧というすばらしい環境や御教えに基づいて修行することができ、その環境の中で育まれた強さがあります。いくら科学技術が進歩しても環境や道徳が大切で、自覚できない人は不道徳と言えましょう。己を知り、自覚できる環境に感謝して前進いただきたい。」と祝辞を述べた。
さらに酒井圓弘天台仏教青年連盟代表が「北海道仏青の発会、誠におめでとうございます。今日は全国から35名の天台仏青が北海道にやってまいりました。山口道雄宗務支所長様のご挨拶のお言葉に、今までのご苦労の様子がひしひしと伝わってまいりました。去る7月26日には三岐教区で法燈奉安法要を厳修し、いよいよ明日は北海道仏青様と共に不滅の法燈奉安法要を天祐寺様で奉修させていただきます。今後とも天台仏青連盟の仲間として一緒にがんばってまいりたいのでご協力をよろしくお願いします。」と乾杯の音頭をとった。
祝宴では今般の北海道法要の企画運営を行ってきた大塚亮英結集研修委員会委員長が、最後に天台宗宗議会議員・岡秀法師がそれぞれ挨拶し、参加者全員による一本締めで閉会した。

藤原智弘師の導師のもと参加者全員で法楽

北海道天台仏青初代会長の藤原智弘師

山口道雄北海道管内宗務支所長の挨拶

酒井圓弘天台仏教青年連盟代表の挨拶

大塚亮英結集研修委員会委員長が祝辞

北海道天台仏青の発会を祝い、懇親を深めた

北海道仏青の面々

岡秀法天台宗宗議会議員の挨拶

 

■北海道管内・不滅の法燈奉安法要と街頭托鉢

晴天に恵まれた去る平成18年9月6日に北海道管内の天祐寺(山口道雄住職、北海道管内宗務支所)を会場に天台宗開宗1200年慶讃「不滅の法燈全国行脚」北海道管内法華三昧法要が厳修された。
法要は午前10時に入堂・開式し、まずはじめに酒井圓弘天台仏教青年連盟代表から藤原智弘北海道仏青会長に「不滅の法燈」が引き継がれ、御本尊宝前に奉安された。
そして酒井圓弘代表が導師(調声)を勤め、北海道仏青6名と結集研修委員4名が内陣に代表出仕し、参加者全員が応当衣を着用して下陣に座して総勢約40名が出仕し、また、山口道雄北海道管内宗務支所長、岡秀法宗議会議員をはじめとする北海道管内住職、寺庭婦人などの来賓が随喜して盛大に執り行われ、読経が本堂内に響きわたっていた。
法要後、山口道雄宗務支所長、酒井圓弘連盟代表、藤原智弘北海道仏青会長からそれぞれ挨拶があった。
天祐寺住職である山口道雄北海道管内宗務支所長は、「ただ今は不滅の法燈をお迎えしてのご法要厳修ありがとうございました。天祐寺は昭和9年と昭和29年に天災に見舞われ、災害に強い本堂をという願いで昭和37年に鉄筋コンクリート造で再建されたものです。内陣正面の二つ絵は木村捷司画伯が描かれ奉納下さったもので、一つは遣唐使船での渡航、もう一つは比叡山戒壇院です。海と山は自然の動の荒々しさと山の静けさを表し、宗祖伝教大師の入唐と戒壇院建立こそが、今日の天台宗のある原点の姿でありましょう。不滅の法燈自体は小さな灯火かもしれませんが、本尊薬師如来様の前で私たちに温もりを感じさせてくださっています。あきらけく後のほとけの御代までも光つたへよ法のともしびという天台宗歌のように、法の灯火が輝き、天祐寺の歴史が新たに始まるとともに、間違いなく北海道を照らしてくださっているという気持ちです。」と挨拶。
続いて酒井圓弘代表は、「全国から約40名の天台仏青がここ北海道函館の地に集まり、すがすがしく時候の良い時節に、天祐寺様をお借りして素晴らしい法要を行うことができ、大変感銘しています。法要後は函館駅前で比叡山の不滅の法燈をシンボルとして街頭托鉢を行い、天台宗の布教に繋げましょう」と謝辞を述べた。さらに藤原智弘北海道仏青会長は「昨日の発足式に続き、今日の法要には北海道仏青からは6名が出仕させていただき、不滅の法燈をお迎えして酒井代表導師のもと、全国の天台仏青の皆さんと一緒に慶讃法要を終えることができとことは感慨一入です。これからも天台仏青の一員として共に活動していきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。」と挨拶した。
法要後は、JR函館駅前に場所を移し、不滅の法燈を奉安し、街頭托鉢を実施した。駅入口前の2か所に分かれて托鉢し、道行く人に「比叡山延暦寺から1200年灯り続ける"不滅の法燈"をお持ちしました。どうぞお参り下さい」とパンフレット等を配りながら声をかけ、救援募金を呼びかけた。不滅の法燈に向かって合掌祈念する方や、燈籠の中の灯火をのぞき込む人もいた。寄せられた善意の浄財は51,123円にのぼった。



会場となった北海道宗務支所である天祐寺(函館市)

不滅の法燈が酒井代表から藤原会長へ

北海道仏青6名が代表出仕

天祐寺本堂に読経が響き渡った

北海道管内の来賓・寺院住職と各教区仏青出仕者

結集研修委員4名が代表出仕

北海道管内の来賓・寺院住職と各教区仏青出仕者

天祐寺住職で北海道管内宗務支所長である山口道雄師の挨拶

酒井圓弘天台仏教青年連盟代表の謝辞

藤原智弘北海道仏青会長の挨拶

JR函館駅前で不滅の法燈をシンボルに托鉢

函館駅前では2か所に分かれて托鉢を実施

通行人や観光客から善意の浄財が寄せられた

比叡山の不滅の法燈について説明を聞き、参拝する人々
<法要次第>

先 入堂
次 開式の辞
次 法燈引継・奉安
次 調声登礼盤
次 総礼伽陀
次 総礼三宝
次 供養文
次 法則
次 十方念仏
次 経段 安楽行品偈
次 後唄
次 調声降礼盤
次 別回向 般若心経
次 本尊真言 オンコロコロセンダリマトウギソワカ
次 宗祖大師宝号
次 法華成仏偈
次 挨拶 山口道雄北海道管内宗務支所長
次 挨拶 酒井圓弘天台仏教青年連盟代表
次 挨拶 藤原智弘北海道仏青会長
次 閉式の辞
次 退堂
<差定>(参加者・敬称略)

調声:天台仏教青年連盟代表 酒井圓弘
始経:結集研修委員長・東京代表 大塚亮英
代表出仕:結集研修委員・茨城代表 寺門俊明
同:結集研修委員・群馬代表 都筑玄恭
同:結集研修委員・埼玉代表 幡宥栄
同:北海道仏青 藤原智弘
同:北海道仏青 山口礼雄
同:北海道仏青 阿部俊哲
同:北海道仏青 大久保唯行
同:北海道仏青 長野祐順
同:北海道仏青 岡康照
出仕:九州西仏青 高倉聖法
同:東海仏青 佐藤正寛
同:東海仏青 加藤澄道
同:東海仏青 横地全倫
同:東京仏青 松岡廣泰
同:南総仏青 小川長圓
同:南総仏青 小林祐真
同:南総仏青 奈良信教
同:南総仏青 佐久間実雲
同:南総仏青 浅野慈航
同:南総仏青 浅野航順
同:埼玉仏青 武藤良謙
同:群馬仏青 紺野元嗣
同:群馬仏青 小川晃泰
同:群馬仏青 浜田孝暁
同:茨城仏青 光栄純貴
同:茨城仏青 真下俊宜
同:福島仏青 高宮俊行
同:福島仏青 渡辺久晃
同:陸奥仏青 山田清隆
同:陸奥仏青 菅野宏紹
同:仏青連盟 藤光俊
同:仏青連盟 関口亮樹
会行事:仏青連盟 本郷泉観
承仕:群馬仏青 藤井祐幹
同:群馬仏青 三浦興寛
記録:仏青連盟 大岡真祥
同:仏青連盟 綾小路乗俊

[20060915版]